第67回国民体育大会(ぎふ清流国体)が平成24年9月29日(土)~10月9日(火)の11日間にわたり開催された。
本県は天皇杯(男女総合成績)36位、皇后杯(女子総合成績)33位とそれぞれ昨年の19位、27位を下回る結果となった。しかしながら、団体競技ではバスケットボール競技成年女子(秋田選抜)が見事優勝に輝いたうえ、相撲競技少年男子(秋田選抜)2位入賞、フェンシング競技少年男子(秋田北鷹高校)フルーレ2位入賞、フェンシング競技成年男子(秋田選抜)フルーレ3位入賞、なぎなた競技少年女子(秋田選抜)試合では県勢過去最高の3位入賞の快挙を達成するなど、全国の強豪を相手に互角に戦う県勢の活躍ぶりが見られた。また、個人競技では優勝こそ逃したもののカヌー競技スラローム成年男子カヤックシングル15ゲートに出場した佐々木翼選手(秋田県体育協会)、カヌー競技ワイルドウォーター成年男子カヤックシングルスプリントに出場した佐々木優選手(秋田県カヌー協会)、レスリング競技少年男子フリースタイル66㎏級に出場した多胡島伸佳選手(明桜高校3年)が2位入賞を果たし、健在ぶりを発揮してくれた。
ぎふ清流国体では目標とする天皇杯20位台には届かず、2009年の新潟国体以来3年ぶりに天皇杯30位台という結果となったが、これまでの地道な強化が実を結んだ競技団体も数多く見られた。また、少年種目を筆頭に将来性の感じられる選手も多く育ってきている。選手、監督はもちろんのこと、各競技団体が一枚岩となり、さらなる競技力向上に尽力したい。