このたび、県剣道連盟に所属する今功夫氏が「令和元年度 第14回 日本スポーツグランプリ」を受賞されました。
この表彰は、長年にわたりスポーツを実践するとともに、広く国民に感動や勇気を与え、「生涯スポーツ社会」の象徴となる顕著な功績をあげられた中高年齢層の個人やグループを日本スポーツ協会が表彰するものであります。
なお、同賞の表彰式は令和元年9月28日(土)、茨城県水戸プラザホテルにて開催の第74回国民体育大会役員懇談会において行われました。
「令和元年度 第14回 日本スポーツグランプリ」受賞
受賞者今 功夫(こん いさお) 氏 【剣道教士七段】
(居住地:横手市 年齢:93歳 剣道歴:75年)
8歳から学校や自宅で毎日稽古に励み、戦争等により稽古環境が整わない時期での中断はあるものの、剣道での継続した鍛錬に取り組んできた。
学生時代には全国大会で優勝し、戦後の一時期、剣道が禁止されていた時も修錬に努め、1995年の国民体育大会では成年の部団体戦に秋田県チームの中堅として出場し優勝を果たした。
教員退職後は、「秋田県いきいき秋田ねんりんピック大会」に毎年出場し、2018年の大会時に70歳以上の部で準優勝を果たすなど上位入賞を重ねている。
また、全国高齢者武道大会(剣道)で、2009年に80歳以上84歳の部で準優勝、2007年と2011年にも同カテゴリーで第3位に入賞するなど全国大会でも活躍している。
全国ねんりんピック大会には隔年で出場しており、現役選手として出場した中で最高齢者に贈られる最高齢者賞を2016年と2018年に受賞、90歳を過ぎた現在も大会に出場する姿は、剣道家の模範的存在と言える。