主催 公益財団法人日本体育協会
公益財団法人秋田県体育協会
公益財団法人秋田県体育協会
「スポーツ振興くじ助成金事業」
平成25年11月17日(日)、秋田県スポーツ科学センターにおいて「ドーピング防止研修会」が開催され、各競技団体関係者約30名が参加した。
この研修会は、国体・インターハイ選手及び指導者を中心にドーピング防止教育・啓発活動を実施し、薬物乱用・誤用の認識を高めることにより、競技者の健康の害を防ぐとともに、健全なスポーツ活動に寄与することを目的としている。
(有)とりうみファーマシーの鳥海良寛氏をお招きし、ドーピング防止の最新情報について御講演いただいた。JADA公認スポーツファーマシストでもある鳥海氏は、「自分は何の薬を飲んでいるのか日々確認しながら使用していく必要がある。また、サプリメントは何が入っているのかわからない危険な物も多いため注意が必要である」と「本人の未自覚=うっかりドーピング」にならないための心得を選手に伝えてくれた。
また、第68回国民体育大会においてドーピング検査の対象となった自転車競技の田口富久選手(大曲農業高校・3年)が、実際に検査を受けた体験談を語った。
参加者からは、「ドーピング検査において検体から禁止物質が見つかった場合はどのようになるのか」などといった質問があった。まだ一度もドーピング防止研修会に参加したことのない選手、指導者には、次年度以降ぜひ参加し、正しい知識を身に付けていただきたい。
鳥海良寛氏 (有)とりうみファーマシー取締役 |
ドーピング防止講習会の様子 |